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韓国あれこれ

チャミスル、韓国のソジュ代表

韓国代表のお酒、ソジュ!
その中でも最も有名なチャミスルについて紹介!

ソジュって、何?

ソジュとは、酒精(エタノール)を希釈し、その後甘味料や酸味料、調味料を添加した後アルコール濃度を調節した韓国で最も親しまれているお酒のことを言います。

チャミスルのプロフィール

fresh17.2
アルコール度数 17.2%

マスカット・グレープフルーツ・すもも・ストロベリー
アルコール度数 13%

いずれも
310円(税別)

韓国ではコンビニ価格で1800ウォン(約170円)です。
コロナが猛威を振るうこのご時世には
韓国へ行けないし、直輸入品なので仕方がありませんね・・・^^;

チャミスルという名前の由来

チャミスルは、眞露(JINRO)が発売しているソジュの銘柄で、この眞露という社名をそのまま韓国語化したものです。
韓国では口語で漢字を説明するときに「訓・音」の順に表現しますが、眞露に当てはめると、「チャム・ジン イスル・ロ」となります。
ここで、チャムとは「まこと・真実・真理」を意味し、イスルは「露」という意味であります。まんまやんけ!

現地の表記・綴は次の通りです。

日本語韓国語の綴(スペル)
眞露진로
チャミスル참이슬
イスルトクトク이슬톡톡
日本語表記と韓国語の表記(スペル・つづり)
2010年までは漢字と併用した商標で「チャム・ジン イスル・ロ」とも読まれたようです

どうやって作られるの?

タピオカに米・サツマイモ・小麦を混ぜたものを粉砕した後蒸し、改良済みの麹などの補酵素剤や糖化酵素を添加しデンプンを発酵して醪(もろみ)にします。その後、連続式蒸留機で不純物を除いた95%程度のアルコールを脱水すると、「酒精」が作られます。その酒精に、水や各種甘味料や酸味料といった添加物を添加すると、「ソジュ」が出来上がるのです。

焼酎とソジュの違い

「ソジュ」という響きで、日本の「焼酎」を思いつく方がいらっしゃると思いますが、ソジュと焼酎は、実は全く別のお酒です。ソジュは漢字で「焼酒」と綴ります。しかし、日本が朝鮮を占領していた時代に、「焼酎」という綴が伝わり、韓国が独立した後もその表記が商品名として長いこと残りました。今は、辞書などで正式表記としては「焼酒」と綴っており、「焼酎」と「焼酒」が区別されています。

ソジュのTop1、チャミスル

チャミスルは、眞露(JINRO)が発売するソジュのブランド名です。韓国国内の全国ソジュ市場のシェアで、眞露が占める割合はなんと53%に上ります。眞露はソジュのブランドとしてチャミスルやイスルトクトクなどを掲げて販売していますが、眞露のブランドだけで韓国のソジュ市場の半分以上というシェアを占めているのです。いかにチャミスルが韓国の情緒や文化に溶け込んでいるかがわかります。

こないだスーパーに行ったら・・・!

なんと、近所のスーパーにこんなにチャミスルが!もともと眞露は日本に向けてのソジュ販売が消極的でしたが、コロナ禍の影響も相まって、日本でチャミスルが購入できるように、日本法人を通じて直接輸入を始め、段々輸入する量も増えてきていると、肌で感じることができました。そして・・・

TVCM

チャミスルTVCM(韓国)
https://www.youtube.com/watch?v=cCF6FxLe3z8
チャミスルTVCM(日本)

日本向けのTVCMが放映されることになり、日本の酒類市場に向けて本気を出し始めました。さて、これから眞露の日本法人の運命やいかに・・・

出典

ネイバー知識百科
ハイト眞露